07Mar2008Bjork(ビョーク)、コソボ問題にコメントを発表
Yasunaga | 2008/03/07 05:10 PM

先日、興奮の来日公演を成功させたビョークが、その来日公演中の演奏曲に端を発した、コソボ独立問題に絡むセルビアでのライブのキャンセルについて、コメントを発表。「自由」を愛する彼女ならではの、真摯な意見を、聞いてみましょう。
「Bjork(ビョーク)来日ツアー、セットリスト&演奏曲での思わぬ波紋とは?」でお伝えしていたように、彼女が来日ツアーの東京公演で、“Declare Independence”をコソボ独立に捧げたことから始まった今回の騒動。結果、元統治国であるセルビアで予定されていたビョークのフェスへの出演がキャンセルされるも、主催側は今回の件との関連は否定。ビョークのマネージメントが主催者にクレームを付けるなど、大きな問題となっていました。
オフィシャルサイトで発表された声明で彼女は「私は政治家ではないわ。始めから終わりまで音楽家であるし、だからこそ、すべての人々の感情を音楽を通じて表現することが私の義務だと思っているの。自由を宣言(“Declare Independence”)する衝動は、その感情のひとつでしかないけれど、みんながどこかで一度は感じる大切なことのはず。この曲は個人的な自由を歌ったものではあるけど、広い意味で虐げられている民族や国家の苦しみを歌ったというふうに解釈もできるし、私はその解釈をうれしく思うわ。だから、私は、独立を勝ち取ろうとしているすべての国に、曲を通じてエールを送りたいの。正義とともに!」と、発言しています。
Bjork - Declare Independnce for Tibet - Shanghai
彼女はまた同時期に行われた中国は上海での公演でも、中国からの独立問題に苦しむチベットに同曲を捧げ、こちらも、大きな論争を巻き起こす事態となっています。その映像が上のものです。こうした国家の問題は一個人が関わるにはあまりに大きなものかもしれません。しかし、あくまで音楽家として、様々な問題に関わろうとする彼女の信念はさすが。その想いはきっと一人一人のファンの心には届いたはずです。
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