4LDKで子ども3人と快適な生活を送るための部屋の使い方

子どもが3人だとにぎやかな家庭が想像できます。

特にお母さんは気が休まらないでしょう。

そんな子ども3人と両親の5人家族の場合、4LDKの家で生活することは可能でしょうか。

生活するならばどんな部屋の使い方ができるでしょうか。

調べていくと、ある一部屋の使い方でその家の住み方が変わってくるようです。

1. 4LDKに夫婦と子ども3人で住むのは狭い?

1-1. 4LDKのマンションで平均的な広さはどれくらいか?

日本で売り出されているファミリー向けマンションは3LDKが中心です。

4.5畳から6畳程度の洋室が2部屋、それに和室あるいは洋室がつき、LDKがあるタイプが中心です。

広さは場所によって異なりますが、東京や大阪では60㎡台、郊外では80㎡程度です。

その一方で、4LDKのマンションは非常に少ない状態です。

不動産情報サイト「アットホーム」で東京都内の中古マンションを検索してみました。

全28,834件のうち、4LDK以上は1,296件でした。

割合にして約4.5%。

これらの中には、富裕層向けの大型の物件も含まれていると思います。

それを差し引いて考えると、都内では4LDKの中古マンションは希少な物件といえます。

新築マンションでも4LDKのプランがあるマンションはあります。

ですが、これらの物件も上層階の高額物件がほとんどです。

都内のマンションの4LDKの広さは70㎡から80㎡ほどになっています。

1-2. 戸建住宅だと少し余裕がある

戸建住宅であれば、もう少し余裕があります。

1階はLDKに接続した和室や洋室、2階に4.5畳から6畳程度の洋室が3部屋の間取りです。

押し入れや収納も各部屋についていることが多いでしょう。

広さは概ね100㎡前後です。

4LDKは、都心部の狭小敷地に建つ3階建の戸建住宅では少し苦しい間取りになります。

その一方で郊外では建売住宅であってもこれくらいの広さと間取りの戸建住宅は数多く販売されています。

1-3. 4LDKに夫婦と子ども3人で住むのは狭いか?

4LDKの家は、マンションでは80㎡、戸建住宅では100㎡程度になります。

LDKで15畳から20畳くらい、6畳が2室、4.5畳が2室くらいの広さでしょう。

残りは洗面所、風呂場、トイレ、廊下に玄関、戸建住宅なら階段でしょう。

十分に余裕のある広さ、とまでは言えませんが、狭い日本の住宅を考えるならば、4LDKでも家族5人が暮らしていくのは十分に可能でしょう。

2. 4LDKに夫婦と子ども3人で住む場合のおすすめの間取りはどれ?

2-1. 4LDKに多い間取りは?

LDKで15畳から20畳くらい、6畳が2室、4.5畳が2室くらい。

このあたりが典型的な間取りです。

これはマンションでも戸建住宅でもそれほど変わりません。

LDKにつながる部屋は家族によっては個室としてよりもLDKの一部として使うこともあるでしょう。

マンションの分譲業者や住宅メーカーも売れ筋と考えている間取りと言えます。

このような間取りが夫婦と子ども3人で住むにはおすすめの間取りです。

2-2. LDKにつながる和室について

LDKにつながる和室がある物件もマンション、戸建住宅ともにあります。

和室をつなげることでLDK部分をより広く使うことができ、家族の共有スペースが拡大されます。

一方でこの和室をLDKの延長として使ってしまうと実質3LDKになってしまい、少ない部屋数がより少なくなってしまいます。

このようなLDKにつながる和室は、子どもが多い家庭ではLDKの延長としても使い、夜はふすまを閉めて個室として使えるようにすると、用途が広がります。

中にはふすまやドアのない、開放的な和室もあります。

こうした場合は衝立やロールスクリーンなどで仕切るようにすると使い勝手がよくなります。

3. 4LDKに住む場合の夫婦と子ども3人の部屋の使い方

3-1. 子ども一人に一部屋は難しい場合も

子ども一人に一部屋与えると、残りは一部屋。

両親の部屋をあてがうと、これで一杯になります。

もちろん、これで問題がなければ、理想的な部屋割りになります。

しかし、LDKにつながる和室を個室として使わない場合は、少々無理が生じてしまいます。

LDKは和室をつなげて広く使いたい、LDKの隣の部屋ではプライバシーが保ちにくい、そんなケースもあるでしょう。

こうなると子ども一人に一部屋は難しくなります。

3-2. 二人で一部屋でも可能

子どもが小さいうちは兄弟二人で一部屋でも十分に対応可能です。

やがて上のお子さんが成長して一人部屋がほしくなれば、上の子を一人部屋に、下の二人で一部屋を使えば子ども部屋は2室で済みます。

残りの2室のうち、1室を両親の部屋、残りは家族の事情や使い勝手に応じて使えるようにしておけば柔軟な対応が可能です。

3-3. タンスや壁収納で仕切る

二人で一部屋を使うこの方法、性別の違う姉弟、兄妹だと難しいケースも発生します。

また、二人部屋はケンカやいさかいの元でもあります。

二人で使用することが難しい場合は、タンスや壁収納で一部屋を仕切ってみましょう。

確かに一人あたりの専有面積は減ってしまいます。

おそらく、机とベッドを入れてしまうとそれで一杯です。

ですが、年頃の子どもは自分の場所を確保したいもの。

少々の狭さは我慢してくれるはずです。

この他、二段ベッドを活用したり、仕切りにカーテンを使ったり、アイデア次第で狭いスペースを有効に使うこともできます。

3-4. 戸建住宅ならリフォームも可能!

戸建住宅の場合、2階の南側に大きな洋室を設け、子どもが成長したら分割して子ども部屋にできる仕様の部屋もあります。

こうした部屋があれば、子どもの成長に応じて部屋を仕切ったり、壁を撤去したりできます。

最初から分割を前提に設計されているのでコンセントやテレビの回線も二部屋分そろっている場合もあります。

戸建住宅の強みである設計の自由度を活かして部屋を柔軟に仕切ることが可能です。

4. 4LDKに5人家族が住めるのは子どもが何歳まで?

4-1. 子どもの年齢差にもよるが

子どもが乳幼児から幼稚園の頃には個室はまだ必要ありません。

小学生でも低学年くらいまでは両親と寝ることが多いでしょう。

高学年になると、子ども同士で寝ることもできます。

高学年くらいから徐々に子ども部屋を使うことが多くなります。

子どもが中学生にもなると自立心が芽生え、個室をほしがるようになります。

部屋割りに余裕のある家庭であれば、個室を与えることも可能です。

家庭によっては、兄弟との二人部屋になる場合もあるでしょう。

子どもが年子の場合、全員が同時期に中学生になり、高校生になります。

こうなると、いかに4LDKでも手狭になるでしょう。

引越しを検討する家族もいることでしょう。

一番下のお子さんが高校生になっても家族の人数が減らない場合は、引越しを検討した方がよいかもしれません。

4-2. 引越さなくてもよい場合も

子どもの年齢差がある場合は、引越さなくても済むかもしれません。

3人の子どもの年齢が2歳差ずつとした場合、一番下のお子さんが中学一年になったとき、一番上のお子さんは高校二年です。

この時期は部屋割りが一番大変な時期です。

下の二人に我慢してもらって二人部屋で我慢してもらうか、LDKにつながる部屋を個室と考えて使うか、家庭によって対策を考えるべきでしょう。

ただ、この状況も2年もすると変わります。上のお子さんが高校を卒業して独立する場合もあるでしょうし、進学や就職で家を離れることもあるからです。

この状況は子ども同士の年齢差があれば、ずいぶんと楽になってきます。

子ども同士の年齢が離れるほど、個室が必要な時期がずれてきます。

この時期のずれをうまく利用すれば、引越しをせずとも部屋のやりくりが可能になります。

4-3. 子どもが独立すると空き部屋が発生

子どもたちが成長し独立すると別の問題も出てきます。

これまでは手狭だった家に空き部屋が発生するのです。

子どもが二人独立すると、家族は3人。

4LDKの家がずいぶんと広く感じるようになります。

子どもの個室の問題は、一時期の問題として考えるのも一案です。

むしろ子どもが独立した後のことを考えた方がよいでしょう。

5. まとめ

部屋数から考えると、3人の子どもに個室を与え、残り1室を両親の部屋にする。

そうすれば4LDKで子ども3人を育てることは十分に可能です。

あとはLDKにつながる部屋をどう考えるか、によります。

LDKに接続する部屋は家族の共有スペースとして使いたいと考えると、一部屋足りなくなってしまいます。

家族個人のプライベート空間を優先して部屋を子どもたちに割り振るか、住みやすさ、広さを優先してLDKとして使うか。

4LDKの使い方はLDKにつながる部屋の使い方で決まるようです。