賃貸マンションとアパートに違いはない!?お部屋探しのコツ

賃貸の部屋探しをしていると必ず出てくる、「マンション」や「アパート」などの表記。

2つの違いに関しては、何となくイメージできる程度でいまいち違いが分かっていない方がほとんどではないでしょうか。

賃貸物件を探す前に、マンションとアパートの違いを理解しておきたいですよね。

今回は、そんな賃貸物件のマンションとアパートの違いについてご紹介します。

ぜひ、お部屋探している方は参考にしてみて下さいね。

1. マンションとアパートの違いは建物の構造

賃貸物件の表記としてよく見受けられる「マンション」と「アパート」ですが、それぞれの違いを明確に把握していますか?

賃貸物件の契約をするに至ってたとしても、それらの明確な違いを知らずに契約をしている方も多くいらっしゃると思います。

その2つを分ける基準として、それぞれの「建物構造」に違いがあります。

ここでは、それぞれ建物構造の違いに関して、お伝えしていきます。

1-1. マンションの場合

マンションの全体的な構造は、建物の階数には制限がなく、鉄筋のコンクリートや鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリートの構造である建物のことを一般的にマンションと呼んでいます。

防音性や機能性などに優れ、アパートよりも設備が整っています。

建物の構造自体が機密性の高いものになっていて、結露の発生がしやすくなっているため、こまめな換気をする必要があります。

2003年以降のマンションであれば、24時間稼働する換気システムが義務化されていますが、これ以前のマンションにおいては、換気に注意しなければいけません。

他にも、マンションの構造上、室内に柱などが出っ張っていることも多く、家具・家電の配置を考えないといけないケースもでてきます。

全体の世帯の数はアパートよりも多くことはもちろんのこと、耐震性においても強化されている傾向にあります。

1-2. アパートの場合

アパートの全体的な構造の特徴としては、階数が2階から3階ほどの建物であること、建物の構造自体が木造か軽量鉄骨造で作られていることなどがあげられます。

また、結露が比較的発生しにくい建物構造になっていますので、高温多湿な日本では生活しやすいのも特徴の一つです。

賃貸マンションと比較すると生活音の漏れなどで機能性が劣ってしまうことが多いですが、ここ最近においてはコンクリートパネルなどを敷き、対策をおこなっているアパートも多く見受けられます。

2. 実はマンションとアパートには明確な定義がない

マンションとアパートについて、大まかな違いをあげましたが、実はこうした集合住宅の表記に関しては、法的な部分での明確な規定ははっきりとは決められていません。

大家さんや管理会社の人たちがそれぞれ、マンション、アパートと名付けているだけで、あくまで表記に過ぎません。

不動産登記簿謄本などの正式な書面の記載には、マンション・アパートなどの表記はなく、建物構造に関しての情報記載が詳しく求められます。

この表記に関しては業界全体で統一されることはなく、会社ごとに個々の独自基準があります。

そのため、同じ賃貸物件であっても、大家さんや管理会社によっては表記が異なってくるケースも存在します。

前項でも述べたとおり、マンションとアパートの両者を区別するうえで、建物での構造が判断基準になり、階層や建築材料などをしっかりと見極め、それぞれの会社が独自の基準を設けているのです。

このため、賃貸情報を閲覧した場合に同じ建物であっても、会社によってマンション、アパートとそれぞれ異なった表記をしてしまっても問題はないのです。

あくまでも、建物の構造上の部分でしっかりとした記載があれば、法律的には違反になることはないのです。

3. 希望通りのマンションやアパートを見つけるポイント

では、同じ集合住宅である物件それぞれに、住むのであればどちらがいいのかと疑問に思う方も多いでしょう。

やはり人それぞれ、最適な賃貸物件は異なります。

ここでは、最適なマンションやアパートを見つけるポイントについてお伝えしますね。

お部屋探しをしている方のなかには、できるだけ家賃をおさえたいと思っている方も多いと思います。

それであれば、アパートの方がおすすめです。

同じ広さの建物にも関わらず、マンションよりもアパートの方が構造上、リーズナブルな傾向にあります。

管理費も賃貸マンションと比較して割安な価格に設定されています。

また、静かな環境を望んでいたり、ご近所さんとの付き合いを大切にしたいと思ったりしている方もアパートの方がおすすめ。

その一方で、マンションでの暮らしは、生活音の聞こえにくさや防犯面のアップ、ご近所さんとの付き合いをあまり重視していない方におすすめです。

ペットが認められている物件も、マンション物件の方が多いです。

また、耐震性などの部分にこだわっている方も、マンションの方がいいでしょう。

特に、こうしたマンションのなかでも、分譲マンションの賃貸物件を選択するのがおすすめです。

エレベーターやオートロック、監視カメラなど、セキュリティ部分も高い傾向にあり、快適かつ安心して暮らすことができます。

マンションの設備と比較して、グレードアップする傾向にありますので、快適に日々を過ごすことができるでしょう。

このように両者の表記の違いは、おおよその区別になっていますので、表記上での種別にこだわる必要はありません。

最近の傾向においては、アパートであっても、リノベーションによってデザイン性の高い物件や、設備がしっかりとしているような賃貸物件もあります。

マンションでも、ご近所付き合いが盛んな物件などもあります。

希望通りのマンションやアパートを見つけるポイントとしては、物件の内覧をしっかりとおこなうことはもちろんですが、自分が賃貸の物件に住むにあたって、何を大切にしたいかをしっかりと把握することが大切です。

把握することによって、自分の希望する賃貸物件が明確になり、不動産屋さんにピンポイントで案内してもらうこともできるでしょう。

4. 「マンション」「アパート」の表記に惑わされず最適な部屋選びを!

集合住宅での表記に多い、マンションとアパート。

この表記には、明確な定義がないことをご理解いただけたと思います。

賃貸物件を探す時間がなかったり、多くの賃貸物件を閲覧していたりする場合には、どうしてもマンションやアパートの表記だけでその物件を判断しがちです。

このほかにも集合住宅の賃貸物件には、ヴィラやシャルマン、コーポ、アーバンなどの表記をよく見かけますが、これらは大家さんが賃貸物件のイメージを良くするために、横文字を入れているに過ぎません。

自分の希望通りのマンションやアパートを見つけるためには、こうした表記に惑わされないことです。

賃貸物件には表記だけでは判断できない、設備や環境、価値があります。

少しでも気になる賃貸物件があれば、できる限り閲覧をすることが大切です。

そうすることで、賃貸物件を探す場合の成功ポイントにつながってくるでしょう。