引越しの手続きはこんなにある!転居前後でまとめてみました

引越しを考えているけれども、手続きが面倒に感じられてなかなか行動に移せない方は多いはずです。

確かに引越しは、区・市役所での手続きや水道・ガス・電気などのライフラインの契約、他にも多くの手続きや書類の提出が必要になります。

そもそもずっと実家暮らしだったという方の場合、引越しをするためにどのような行動をとれば良いかまったくわからない、というのも仕方ありません。

しかし、まとめて手続きしてしまえばさほど日数はかかりませんし、今から紹介することを一つ一つ確認しながら、手続きを進めていけば問題ありません。

また、今はネットや郵送で完了してしまうことも多いので、面倒も昔と比べればだいぶ省けるはずです。

転居前後の各種手続きは、引越し後にトラブルを起こさないためにも、絶対に必要となってくることなので、その手順はしっかり確認しておきましょう。

1. 引越しに必要な手続きまとめ(転居前)

転居前にも必要な手続きはたくさんあります。

特に旧住所と異なる市区町村へ引越す場合、役所での手続きも多くなってきます。

引越しの荷造りの作業を少しでも楽にするためにも、転居前の手続きは早めに終わらせておくと楽になるので、少しずつ終わらせていきましょう。

転居前に必要な手続きをまとめると以下のようになります。

引越しが決定次第行う手続き

  • 賃貸契約の解約
  • 引越しの見積もり、契約
  • (子どもと同居の場合)学校の転校手続き

引越しの1か月前になってからの手続き

  • 役所での手続き
  • ライフラインの各種手続き
  • 郵便局での手続き
  • 警察署の手続き
  • インターネット、電話に関する手続き

ここでは、引越しが決定次第行う手続きにまとめられている、

  • 賃貸契約の解約
  • 引越しの見積もり、契約

について説明します。

まず、何よりも最初にやっておかなければならないのが、今住んでいる賃貸住宅の解約手続きです。

大半の賃貸契約は、1か月前までに申請が必要な場合が多く、これを過ぎてしまうと解約が先送りになってしまう可能性もあります。

そのため、転居をすると決めたら賃貸契約している不動産管理会社か大家さんに、早めに解約したい旨を伝えるようにしましょう。

それが終わったら、次に引越し業者へいつ、どこへ引越しをしたいのかといった依頼を忘れずにしておきましょう。

引越し業者によって料金が異なってくるので、複数社で見積もりを取るようにし、どこがお得か見比べるようにしてください。

また、時期によってお得なサービスや割引を行っているところも多いので、企業ホームページなどをよく確認するようにしましょう。

口コミなどで評判を調べておくのもおすすめめです。

ここで注意しておきたいのが、引越し繁忙期(主に3~4月や10月)は引越し業者も依頼が殺到し、スケジュールが埋まりやすくなるということです。

引越すことが決定次第、どこの会社に依頼するかを調べて、早めに連絡を取るようにしましょう。

また子どもと同居している場合は、在籍中の学校の証明書や教科書給与証明書などを受け取るようにしましょう。

これについてはわからないことが多いと思うので、学校に直接問い合わせると良いでしょう。

1-1. 役所での手続き

引越し1カ月前を切ったら、役所へ出向いて手続きを行いましょう。

しかしここで注意したいのが、転居前に役所で手続きが必要なのは、別の市区町村へ引越すことになった場合のみになる、ということです。

同じ市区町村で自治体も変わらないのであれば、手続きしに行く必要はありません。

転居前に役所で必要となる手続きが多いため、以下に簡単にまとめました。

役所で発行される書類は転居後で必要になるので、しっかりと手続きを行うようにしましょう。

・転出届の提出

「転出証明書」を受け取ってください。

これは、転居後に必要になります。

・国民健康保険証の資格喪失

国民健康保険に加入している場合必要となります。

会社で健康保険に入っている場合は、必要となりません。

・印鑑登録の抹消

旧住所の実印がある場合は印鑑登録を抹消し、新役所で再度新たに印鑑登録を行う必要があります。

・その他

必要に応じてバイク、原付を持っている方は廃車手続きをし、「廃車証明書」を受け取ってください。

その他児童手当の住所変更や、介護が必要な方は「介護保険被保険者証」を返納するよう手続きを行ってください。

また、犬や国で指定された動物をペットとして買っている方は、役所や保健所で登録事項変更届を提出し、「鑑札」と「注射済票」を受け取りましょう。

引越しシーズンは役所が込み合う可能性が高いので、手続きはまとめて早めに対応するようにしましょう。

1-2. ライフライン

水道、ガス、電気といったライフラインも使用停止の手続きと同時に、使用開始の手続きも行いましょう。

各ライフラインは、引越しの1~2週間前に停止手続きが必要なので、同時進行でまとめてやってしまいましょう。

住んでいる場所所によっては、水道とガスの使用停止に立ち合いが必要となる場合があるので、契約会社に確認を取っておくのを忘れずにしましょう。

転居前に、現在住んでいる部屋のライフラインが止まってしまう事態を避けるため、引越し当日のタイミングで立ち会えるように、アポイントを早めに取っておきましょう。

また、ガスは開栓(使用開始)するために、転居先で業者との立ち合い作業が必要になります。

転居した当日、またはそれまでに転居先で開栓作業ができるよう、立ち合いの日程連絡も同時に行いましょう。

水道は、使用開始のために立ち合う必要はありません。

各ライフラインは、会社にもよりますが、ウェブサイトで手続きできるところも多いので、電話する時間が取れない場合は、ウェブサイトで手続きすると良いでしょう。

1-3. 郵便局

郵便局には、旧住所で送られてきた郵便物を自動で新住所に転送してくれるサービスがあり、インターネットでも登録受付を行っています。

もちろん、窓口や郵送でも申し込めます。

もしも、手続きを行わないで郵便物が旧住所に送られてしまった場合、宛先人不在の場合は発送元へ返されますが、新しい入居者がいた場合はその入居者のもとへ渡ってしまい、個人情報が漏洩されてしまう恐れもあります。

必ず郵便局での手続きも必ず行うようにしましょう。

ただし、このサービスの有効期間は1年間だけです。

そのため、その間に旧住所で登録していた銀行やクレジットカード会社、ショッピングサイトなどの各社登録情報を新住所に書き換える必要があります。

その対応も、入居前後に関わらず必ず行うようにしましょう。

1-4. 警察署

運転免許証を持っている場合、引越し先の市区町村の警察署や免許センターで住所変更が必要になってきますが、この手続きは、転入後に住所変更するときにまとめて行うのをおすすめめします。

ですが車を保有している方は、駐車場が確保できるかどうかを事前に確認する必要があります。

賃貸マンションやアパートに引越す場合、駐車場スペースが用意されていないこともあるためです。

その場合、月極駐車場などの駐車スペースを、引越しする前に借りておかなければなりません。

貸主から保管場所証明と契約書のコピーが転居後に必要になるため、必ず受け取るようにしてください。

転居後にどのような手続きが必要になっていくのかをよく確認しておきましょう。

1-5. インターネット、電話

インターネットのプロバイダや固定・携帯電話を契約している場合は、各種住所変更の手続きが必要です。

この引越しの手続きですが、各種ウェブサイトや電話から解約手続きが行えます。

インターネットや電話は、住所変更の手続きを行わないと請求書が届かなくなってしまうため、住所の変更はなるべく早めに対応しましょう。

自宅でインターネットを利用している人は、基本的にプロバイダか回線業者と個々に契約、またはセットで契約しているはずです。

セットで契約している場合、住所変更の手続きはプロバイダにお願いすれば、一括で行ってくれるケースが多いですよ。

プロバイダと回線業者を個々で契約している場合は、それぞれで手続きを行う必要があります。

まずは、自分がセットで契約しているのか、それとも個々で契約しているのかを確認しましょう。

次に、引越し先で同じ契約会社のサービスを続行できるかどうか、という問題が出てくる可能性があります。

場合によっては、引越し先が対応エリアから外れていて、同じ会社のサービスが契約続行できないかもしれません。

その場合は解約手続きをお願いし、引越し先で新たに利用できるプロバイダまたは回線業者を探しましょう。

最近では、インターネット回線が完備されている賃貸物件も多くなっていますが、場合によっては完備ではなく「対応済み」だけの物件もあります。

これはどういうことかと言うと、回線工事は済んでいるが、回線を引き込む工事や前述通り、自分でプロバイダ契約する必要があるということです。

この場合、全て入居者が実費で対応しなければならないケースが多く、このようなネット回線の契約を交わしたことがない方は、なかなか困惑されるかと思います。

ですから、面倒をなくすためにも「インターネット完備」と書かれている賃貸物件と契約すると良いでしょう。

2. 引越しに必要な手続きまとめ(転居後)

転居前の手続きは済みましたでしょうか。

転居前だけで、引越しに必要な手続きの多さにうんざりしてしまうのも無理はありません。

しかし、転居後もまだまだ必要な手続きが多いので、一つ一つ確認を取りながら進めていきましょう。

転居後に必要な手続きをまとめると以下のようになります。

  • 役所での手続き
  • 各種ライフラインの手続き
  • 警察署での手続き
  • その他、各種住所変更

部屋の引越し作業や家具の配置で大忙しと思われますが、トラブルが起きないよう、なるべく早めに手続きを終わらせましょう。

また、引越し後に転居前に受け取らなければならなかったはずの書類や手続きが済んでいない場合も、焦らずに旧住所の役所に行って手続きを行いましょう。

2-1. 役所での手続き

旧住所の市区町村で用意した証明書などの書類を持参して、引越し先の市区町村へ手続きに行きましょう。

忘れ物がないかよく確認して、一度で手続きを済ますようにしましょう。

特に、転居届や転入届は最重要事項といっても良いぐらい大切なことで、必ず転居してから1~2週間以内には手続きを完了させるように注意しましょう。

転居後も各種手続きが多いため、必要となる手続きを簡単にまとめました。

・転居届

同じ市区町村内で引越しをする場合だけ必要になります。

・転入届

旧住所と異なる住所へ変更になった場合は、転入届を提出してください。

その際に、旧住所の市区町村役所で発行した転出証明書が必要になるため、持っていくのを忘れないようにしましょう。

・マイナンバーの住所変更

転居先が旧住所と異なる市区町村かどうかに関わらず、マイナンバーの住所変更を求められます。

マイナンバーが書かれた通知カードか発行カードがあれば、こちらも忘れず持参しましょう

・印鑑登録

同じ市区町村内の引越しであれば、転居届を提出すれば自動的に住所が新しい方に変更されます。

異なる市区町村へ引越す場合は、転居先の役所で改めて印鑑の登録を行いましょう。

・国民年金の住所変更と国民健康保険の加入

自営業やアルバイト勤めで国民健康保険証に加入していた方(第一号被保険者)は、転居先の役所で住所変更の手続き(異なる市区町村の場合、加入手続き)を行いましょう。

会社員や公務員の方(第二号被保険者)は、勤務先で手続きを行う必要があるため、会社に問い合わせてみましょう。

確実に役所で必要になる手続きは以上になります。

その他子どもと同居の場合は、児童手当の申請や学校の転校手続きを学校へ提出する必要があります。

原付バイクは、異なる市区町村へ引越した場合は、転居元の役所でもらった「廃車証明書」を提出し、新しいナンバープレートを受け取りましょう。

介護が必要な方は、転居元でもらった「介護保険受給資格証」を提出し、要介護、要支援の認定をしてもらうように申請しましょう。

ペットを飼っている方は、必要書類と「鑑札」「注射済票」を提出し、登録住所の変更を行ってください。

役所での手続きは以上になります。

どの書類もまとめて提出できるように、しっかりと準備をしてからいきましょう。

2-2. ライフライン

ライフラインですが、主に業者の方との立ち合いが必要となるのは、ガスの開栓だけです。

引越し当日からガスが使えるように、引越しをする前から立ち会う日程を定めておくことをおすすめします。

電気、水道は自分で開栓、使用開始ができます。

電気は、部屋に備えられているブレーカーをONにすれば電気が通ります。

水道も、特に難しい操作は必要ありません。

あとは、各種ライフラインの会社宛てに郵送やインターネットで、手続きを済ませれば完了です。

2-3. 警察署

転居後に、転居先の市区町村を管轄する警察署での手続きが必要となる場合があります。

免許証を持っている方や、車を保有している方がこれに該当します。

免許証を持っている方は、「運転免許記載事項変更届」を提出する必要があります。

こちらは警察署に加え、免許センターが近くにある場合は、そちらに出向いても住所変更が可能です。

車を保有している方は、「自動車保管場所証明申請書」を警察署へ届けましょう。

これは、引越してから15日以内に提出する必要があるので、注意しましょう。

保管場所が貸し駐車場になる場合、その貸主が発行した保管場所証明と契約書のコピーが必要になります。

こちらも忘れずに提出するようにしましょう。

軽自動車の場合、警察署ではなく管轄の軽自動車検査協会に提出する必要があるため、軽自動車の方は住所変更の際、その点に注意しましょう。

2-4. 各種住所変更

その他にも、住所変更が必要となる手続きがいくつかあります。

例えば、銀行やクレジットカード会社、ショッピングサイトなどの登録情報を新住所に変更する必要があります。

そうしないと、旧住所に新しい入居者がいる場合、個人情報が漏れてしまう恐れがあります。

郵送物がきちんと引越し先に届くように、各社にはなるべく早く住所変更をしましょう。

特に銀行とクレジットカード会社は、明細などの大事な書類が届くことが多いため、気が付いたら早めに住所変更の手続きを行ってください。

3. まとめ

引越しの際の手続きのまとめは以上になります。

まとめてみると、手続きの多さにため息が出そうですが、時間をかけて焦らずゆっくり進めていけば大丈夫です。

ただでさえ仕事や家事で忙しい毎日の中で、引越しの手続きをするのは体力的にも精神的にも疲れてしまうかもしれませんが、いずれも自分の生活に関わることなので、手続き漏れのないよう注意しながら進めてください。

1人で全て手続きを進めると、慣れてない場合は手続きや必要書類の多さに混乱して、重大なミスをしてしまう可能性もあります。

なので、引越し経験のある友達や家族の助けを借りながらでも良いので、少しずつ引越しの手続きを進めていくことをおすすめめします。